技工士になって良かった事 ①(おまけスキル編)

歯科技工士、歯科衛生士の皆さんへ

歯科技工士のスキル

歯科技工士のスキルを大きく分けるとこの4つ。

  • 金属の加工 (ロストワックス法による鋳造)
  • 樹脂の加工 (レジンの加工)
  • 金属や樹脂の研磨
  • 材料学の知識(理工学)

これらは仕事以外に生活の中で役に立つことが多いです。

今回はこのスキルが生活の役に立ったことを紹介します。

指輪製作(キャストリング製作)

これは定番かもしれません。

専門学校の先生にもいましたが、多くの歯科技工士が作っているかもしれませんね。

私は専門学校の入学後のオリエンテーションでシンプルなキャストリングを作ったのが初めての製作(金属加工)でした。

それからは機材を貸してもらって、アルバイト代で12%パラジウム合金という金合金を購入して遊びで作り始めました。

そこそこ本職の技術が身に付いてきて、今までと違うものが作りたいと思って石付きで作り始めたのがこちら。

ルービックジルコニア+人工ルビーのピンキーリング

  

 

仕事で培った金属の特性を利用して爪を作りました。

 

 

 

ムーンストーンリング

 

 

ムーンストーンは強度が弱いので裏側から金属を引き伸ばして留めています

 

 

 

桜モチーフのルービックジルコニア+淡色人工ルビーのリング

こちらは春だったので桜をモチーフに作りました。

そろそろ誰かがつけているのを見てみたいと思った時にたまたま知り合った女性につけてもらい、同じデザインで初めてオーダーを受けました。

桜が好きで桜がモチーフのリングを探していたそうです。

 

 

これはプロポーズの際に作ったダイヤモンドリングです。

刻印にも挑戦しました。(黒塗りですいません)

 

家のDIY

こちらは理工学の知識を使ったDIYの1つ。

妻の実家のお風呂のタイルが地震の影響で割れてしまった際にDIYで修理ができました🥳

接着剤の知識と接着力を上げる工夫、などの知識を活かして作業しました。

よかったら覗いてみてください😆

他にも細かい作業をする上で技工の技術が役に立っています。

ダイニングベンチの木工DIYにも技工の技術と入れ歯の構造設計の知識、理工学が役に立ちました。

これらは全て素人ですがちゃんと形にできた一例です。

他にもいろいろあります!

ロッカーや家の鍵の破損の際は彫刻技術を使い金属から削り出したり、アウトドア用のグッズを製作したり、加工したり。

何かと理屈、理論が身につきます。

壊れた子供のおもちゃの修理などもお手のものですね。その気になれば破損したパーツも作り直してしまえます。

なんでも器用にこなせる汎用性スキルがたくさん!

他にも研磨技術も役に立ちます!

画像等準備ができたらまた記事にしていきます。

同業の方からの「他にもこんなことができるよ!」という声があればぜひ問い合わせからメッセージをお願いします🙇🏻‍♂️

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